フラメンコライブのリハーサルでする事 「大まかに簡潔に伝える」

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フラメンコライブのリハーサルでする事「大まかに簡潔に伝える」

フラメンコのライブを見たことがありますか?発表会や公演以外の「フラメンコのライブ」の場合、スペイン料理屋さんでお酒や食事とりながらフラメンコを見るスタイルが一般的です。それはフラメンコの歴史「カフェ・カンタンテ」などが関係しているのですが、そこらへんは以前書いたフラメンコの歴史と魅力 知っている人にも知らない人にも是非読んでほしい

日本におけるフラメンコの歴史等を読んでいただけると詳しくわかると思います。

今日(2019/10/13)は10月27日に出演させていただくライブのリハーサルをしてきましたので、こちらを例に説明していきます。

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フラメンコライブの種類

大きく分けて3タイプあります

今、日本で行われているフラメンコライブは大きく分けて2つのパターンに分かれると思います。

毎回出演者が変わる単発ライブ

主催者が企画・メンバーを集めて行う一期一会的ライブ。それぞれ知り合いだったり、事前リハーサルで初めてお会いしたり、事前リハーサルがないタイプのライブでは当日、はじめまして、とご挨拶して、本番に臨むタイプのライブです。(11・24に出させていただくライブはこのタイプ)

固定メンバーで行うファミリア(家族)的ライブ

メンバーがあらかた決まっていて(ゲストがいる時も有り)、繰り返しそのメンバーでライブを行うタイプ。比較的普段から集まって練習する機会が多く、お互いの特徴や曲の構成などわかっている場合が多い。(11/9に出させていただく三ノ宮カルメンなどはこのタイプ)

ハイブリッドタイプ

今日リハーサルに参加させていただいた北新地・スペイン料理クワトロディバスでのライブは比較的2つ目のファミリアタイプに近いハイブリッドタイプで、私は今日メンバーの皆さんと「はじめまして」のご挨拶をしました。

昭和町バルミルでのバモスライブも比較的ファミリアに近いハイブリッドタイプです。

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フラメンコライブの事前リハーサルの進め方

クワドロ タイプのライブで説明します。

クワドロとは、カンテ(歌)トケ(ギター)バイレ(踊り)の出演者全員が舞台におり、みんなで作り上げていくタイプの舞台です。バイレは自分の時以外はパルマ(手拍子)をたたきます。

基本、事前リハーサルまで構成はわからない

踊り手だけが知っている構成

どのタイプのライブもリハーサルまでメンバーがどんな構成でその曲を踊るのかはわかりません。また、フラメンコの性格上、事前リハーサルで踊ったままの構成で本番も踊るとは決まっていません。

どのような構成でどのようなフラメンコを踊るのかは、この時点までは踊り手本人だけしかわかっていません。

大まかに構成を説明する

プロの場合は構成を伝えずセッションで作り上げていくこともありますが、今回は私のような練習生の場合のリハーサルで説明します。

まず、自分がどういう構成でその曲を踊るのか、メンバーに大まかに説明します。

この「大まか」が大切で、自分が説明される場合を想像してほしいのですが、自分の以外5名分の曲の構成をその場で「細かく」説明しても覚えられるものではありません。ですので、大まかに伝えるぐらいでいいです。

私の場合はシギリージャという曲を踊りますのでおおまかに説明してみますね。

最初にマルティネーテを歌っていただき、私からパルマのリズム出しでファルセータ、ジャマーダしてシギリージャの歌ぶりを1つ。エスコビージャの後、タパオ、あとはマチョまでオオソドックスな流れでお願いします

と説明します。これを初心者の頃、全部説明したことがあります。

カンテサリーダでマルティネーテを歌っていただきている間に舞台に出ます。私からのパルマでリズム出し、タパーダをしてください。途中から長めのファルセータをした後、ジャマーダします。1つふって歌ぶりを1つします。短いファルセータの後エスコビージャ。抜けてタパオをお願いします。2つ目のエスコビージャの後短いファルセータ、その後3つ目のエスコビージャ。スビーダをしてマチョをします

・・・・・・

覚えられるか!!ちゅーの!!ごめん!!はじめの頃、もっと長く説明していたかも

っていうか、みんな読んだ?読んでないよね?多分ほとんどの人が読み飛ばしたと思います。

根気よく聞いてくださっていた先輩方、ありがとうございました。反省。

というわけで短く簡潔に大まかに構成を説明することでメンバーの負担を減らすことが出来ます。

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フラメンコの事前リハーサル とりあえず踊ってみる

大まかに説明した後、とりあえず踊ってみます。

踊ってみて、周りに伝わりづらかった所などないかチェック、また「こうすればもっといいかも」というアドバイスをしあい事前リハーサルは終了になります。今回はマリティネーテ部分で歌い手のヘススと絡むことになりました

(ヘススを見つめる、たこ)

このあと、本番までまた各自練習を続け、アドバイスをいただいた改善点などを直していきます。

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フラメンコの当日リハーサル

当日リハーサル

こうして1~2週間後、本番を迎えます。「久しぶり~~」当日が2回目の顔合わせです。

(ヘススににじり寄るたこ)

この時に、事前リハーサルで細かく説明された構成はほとんど忘れ去れています。しかし「簡潔で大まかに」説明されたことはほぼ覚えています。ですので、このことからも「細かく説明するリスク」についてわかって頂けるかと思います。

大抵、当日リハーサルがありますが、本番へ体力温存しつつチェックしながら踊ります。

本番

フラメンコはセッションで行われる音楽ですので、リハーサルと同じように進むとは限りません。その時の雰囲気で違う方向に進むこともあります。それらを含めて楽しめるようになれば、フラメンコは本当に面白いものになります。

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フラメンコライブのリハーサルでする事「大まかに伝える」 まとめ

このように「大まかに簡潔に自分のしたい事をまとめる」技術が大切になります。これは「技術」なので練習すれば上手く伝えられるようになります。

バイレ練習生さんは今自分が習っているものの構成をまず整理して、そのうえで大切だと思うところを取り出し、伝える練習をしてみて下さい。

もし可能なら自分で考えた「説明」を先生に聞いてもらいチャックしてもらう事をお勧めします。そして機会があれば是非ライブでその技術を披露して下さいね。

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たこ

大阪にてフラメンコを踊っています
小さいころからリズム音痴を自覚していたのですが、何を思ったのかリズムが命のフラメンコを始めてしまい10数年。
私がリズム音痴なのになぜこんなに長くフラメンコを続けられたのか、リズム音痴で悩んでいる方の役に立てれば、と思いこのサイトを作りました。

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