キスマイnewシングル|Fear| MVと通常版ジャケットデザインに思う事

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キスマイnewシングル|Fear| MVと通常版ジャケットデザインに思う事

2021年9月15日(水)にリリースされたニューシングル「Fear / SO BLUE」でデビューからオリコンシングルランキング28作連続1位・歴代単独4位(2021年9月2現在)に輝いたKis-My-Ft2(通称キスマイ)。

素晴らしい記録を更新しています。10周年を迎え今現在キスマイは新しい扉を開こうと更なる新分野への進出へ挑戦の真っ最中。

サブスクの解禁・新しい歌割の挑戦・新しいMVのとりかた。挑戦には痛みがつきもので今回もしっかり1位をとったものの売り上げ枚数の減少が見られました。いくつか要因として気になった点がありますがその中から2つ取り上げてみたいと思います。

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キスマイnewシングル|Fear| MV

画期的なMV キスマイnewシングル|Fear

最初に明記します。私は今回のこのMV(ミュージックビデオ)は個人的に好みで大好きです。

今までさまざまなジャンルの楽曲を技術の高いダンスも込みで魅せてきたキスマイ。今回はあえて動きやリップを制限し表情で世界観を表していて芸術的。メイキングでキスマイメンバーも言っていましたが普通に踊る系MVより難しかったそうです。

Kis-My-Ft2 / 「Fear」Official MV

YouTubeではショートバージョンが公開されています(クリックしていただくと公式アカウント動画で視聴していただけます)

通常版にはフルバージョンが収録されていて、私は毎日見るほど好きですし3形態同時購入特典ポストカードについている一つのシリアルでで各メンバーの約2分30秒ほどのソロMVが7人分見れます。


歌番組で披露されたダンス入り生パフォーマンスのFear

このFear、歌番組ではどのように表現されるのかとても興味深かったのですが、キスマイがMCを務めるNHKのザ少年倶楽部プレミアムとミュージックステーションで披露された生パフォーマンスのFearがとても刹那的で美しく披露された瞬間、SNSのトレンドに載るほどの反響がありました。

言葉を紡ぐように美しいダンス所作で動きを紡ぎあうキスマイ。こちらについては別記事を書いておりますので是非お読みください。

キスマイFear Mステ版と少プレ版の国籍的違い 風と木の詩とモーリス

そしてこの生パフォーマンスと共に上がったのが、ダンスバージョンのMVが欲しいという声でした。ダンスを武器の一つとしてきたキスマイ、それを長く見て愛してきたファンにとって当然の声だと言えます。

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キスマイnewシングル|Fear|通常版ジャケット

FearのMVについては私は大満足しているのですが、通常版のジャケットについては少々不満があります。

サブスクも解禁した今、CDという現物はコレクターアイテム化しています。今後もその色合いが濃くなるでしょう。

ファンとしては大好きなアイドルの姿が映ったCDジャケットというのは部屋に飾りたいほどの宝物です。しかしキスマイFear通常版のジャケットにキスマイの姿はありません。多分お洒落さを狙ったのだと思います。

このジャケット写真がエイベックスの公式サイトで公開された時、私はある事例を思い出しました。宝塚歌劇団のプログラムの表紙が一年だけ仕様変更したことがあったのです。

数十年昔から宝塚歌劇大劇場公演のプログラムはトップスターのアップの顔写真がドドンと載せられているファン以外から見るとお洒落とは言えないデザインでした。

それを「街中やカフェでも手にもって歩けるお洒落なアイテムに」(実際にそう説明されていました)という事で表紙からトップスターの顔写真が消え、お洒落な幾何学デザインのものに変わりました。

するとみるみる売り上げは落ち、慌てた歌劇団はすぐに以前のトップスターの顔写真がバン!!と大きく載っている一見芋くさいようなプログラムに戻したところ売り上げが元に戻りました。

街中やカフェでお洒落に持ち歩くより、大好きなご贔屓様のお顔を少しでも大きくしたものを眺めたいのがファン心なのです。

因みに関西では昔から宝塚は自然に生活に溶け込み刷り込まれているので、大阪のど真ん中のカフェなどで堂々とご贔屓様の舞台化粧表紙のプログラムを開いたところで恥ずかしくも何ともありませんし、周りも「宝塚を見た帰りに食事やお茶をしているんだな」と思うだけで特別不思議に思う事はありません。

この事からコレクターズアイテム化が進むアイドルのCDにおいてアイドルの写真を使わないお洒落なジャケットは余り興味をそそるものではないといえるかもしれません。

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キスマイnewシングル|Fear| MVと通常版ジャケットデザインに思う事 まとめ

上記の事から今回、購入者(ファン)のファン心と販売者の企画との間に少しズレがあったように感じました。

また今回は単価がいつもより高かったのですが、ファン一人のアイドル趣味にかけれる予算は大きく変えられないことから枚数を落とす原因の一つになったかもしれません。こちらに関しては現状のファン数では増は見込めないことから今後、ファンの数自体を増やしていく企業努力が必要だと感じます。

今回同時進行でサブスク解禁などの挑戦をしたことから、もう一つ試しに新しくダンスバージョンのMVとメンバーの写真を使ったジャケットで、カップリングに要望の高いmementoを加えたnew形態でシングルとしてではなく企画CDとしてFearを発売してもらえないかと思いました。

Fearは北山宏光さん主演ドラマ「ただ離婚してないだけ」の主題歌で「memento」は藤ヶ谷太輔さん主演ドラマ「やめるとこも すこやかなるときも」の主題歌。既に海外でも配信されています。

あくまでシングルとしてではく「藤北企画CD」としてそんな企画もあるといいなという願望ですが、ジャケット写真については今後のCD制作の際ファン心理の一例として取り入れていただければと思いました。

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