感涙!「キスマイの【じゃないほう】なんて居ないよ」サンドウィッチマン伊達みきお富澤たけし
キスマイの【じゃないほう】なんて居ないよ
サンドウィッチマン伊達みきおさんのこの一言に多くのキスマイファンが泣きました。
長年「フロント(前足)」「じゃないほう(舞祭組)」というグループ内格差の大きかったKis-My-Ft2(通称キスマイ)。本人たちもそのことについて楽しくトークでいじったりもしていますがやはりファンからすると、言葉に出せない想いがあるのです。
2021年1月2日朝6時45分から放送された「10万円で出来るかな新春3時間スペシャル」一部地域を除く、でのサンドウィッチマンさんのこの言葉に多くのファンが明るい気持ちになりました。
8月にCDデビュー10周年を迎えるキスマイとそのファンにとってとっても気持ちの良いスタートとなった2021年です
「キスマイの【じゃないほう】なんて居ないよ」【じゃないほう】って?
新人アイドルの正攻法マーケティング
新人アイドルを売り出す方法としてまずは数人のフロントメンバーに注力し「テレビ」「ドラマ」「CM」などを集中させ引き上げた上で、グループ全体を引き上げていく、という戦略があり正攻法のマーケティングとして採用されています。
jr時代よりもCDデビュー前後からその正攻法マーケティング色を強くしたキスマイですが、その為長年「フロント」と「じゃないほう」に分かれ衣装やテレビのswitchなどに大きな差が出ていました。
格差の縮小
その差がなくなってきたのはライブで玉森裕太さん(以下玉森くん)が衣装担当になったころからでしょうか。
玉森くんは全員同じ生地を使い違うデザインでそれぞれにある衣装を提案していきました。(あるインタビューで「一番最初に宮田(俊哉)の衣装をデザインする」と語っています)
私は藤ヶ谷(太輔)くんのキスマイが関係していない舞台を見てファンになりその後キスマイ箱推しになったのですが、昔の衣装格差のあるVTRより衣装格差のない動画でしっかりメインボーカルを務めている藤ヶ谷くんを見る時の方が気持ちよく「さすがうちの推しは格好いい」と素直に思うことが出来ます。
「じゃないほう」メンバーの積み重ねてきた努力で「各方面のフロント」に
「各方面のフロント」に
フロント「じゃないほう」のメンバー。じゃないほうと言っても彼らはあの厳しいデビューできない人数の方が多いジャニーズの中でデビューを果たしたトップアイドルです。
そのデビューを果たした彼らは独自の自己プロデュースを重ねます。これは一部ですが
- 横尾渉さんは得意の料理・俳句・隠れた気遣い
- 宮田俊哉さんはジャニーズ初の「オタク系アイドル」ジャンルの開拓と訓練によって声優デビュー・情報番組でのコメンテーター
- 千賀健永さんはその卓越したダンスセンスで自他グループにわたっての振付提供。企画能力を発揮しての楽曲発表、天使のような人格で名古屋地元テレビ情報局愛され系コメンテーター・俳句人としてのセンス
- 二階堂高嗣さんは北山宏光さんに見いだされたドーム級大型ライブ構成演出力と、正確なダンスで人を惹きつけ、まっすぐな性格で気持ちのよいリアコ枠
など。これらは一部ですが、様々な試行錯誤を繰り返し
「各方面のフロント」
としてその存在感を増していきました。
▼▼▼キスマイファンのバイブル▼▼▼
紅白で「全員フロント」へ
そうして紅白歌手になった彼ら。初出場の時ツイッターのファンの間では「どうぞ7人同じ衣装で出演を!」と願う書き込みが多かったのですが、実際に7人美しいブルーの衣装でした。
2回目の2020年の出場ですがこの時の曲は格差がとても多きかったデビュー直後の楽曲。歌割や基本のフォーメーションなどはあまり変更できないのでどうするのだろうとファンの間で不安が募りました。
「じゃないほう」は背中から始まるこの曲。この背中に彼らのメッセージを織り込むことで「全員フロント」を実現させました。
それでも自虐的に出てしまう「じゃないほう」
それでも自虐的に「じゃないほう」発言が出てしましまいます。
2021年1月2日の特番で、横尾渉さんの書初め発表の時にそのような流れになった時に、サンドウィッチマンの伊達みきおさんが
「キスマイの【じゃないほう】なんて居ないよ」
と一言いつものようにポロリと言ってくれたのです。この言葉に長年横尾さんを応援していたファン(オレンジ)の方をはじめ、キスマイファンの多くがとても暖かい気持ちになりました。
感涙!「キスマイの【じゃないほう】なんて居ないよ」サンドウィッチマン まとめ
キスマイは2021年CDデビュー10周年を迎えました。ジャニーズ全体の中でも年長グループ・年少グループどちらとも交流の持てる絶妙の位置にいます。
そして長年の目標である「新国立に立つ」という夢も、頑張り次第では夢でなくなるかもしれません。その為に「国民的アイドル」というステイタスが必要です。
かつて「じゃないほう」と言われていた4人のジャニーズに興味のない世代への「お茶の間浸透率」は想像以上に高いです。それは10年かけて計画されていたのでは、と思う程です。
ここで一気に「国民的アイドル」として固めるには関東以外の地域へのテレビ番組の同時放映を実現させることです。今、キスマイの出ているテレビ番組は非常に多いのですがそのほとんどが関東地域に限定されています。
たまに「一部地域を除く」と注釈されいている番組があるのですが、一部地域の範囲が広すぎて「一部地域のみ放映」のまちがいじゃないの?と思う事があります。
それらの番組内容を見てみるととても面白いのです。これは全国同時に放映出来れば一気に国民的アイドルとして幅広い支持を得ることが出来るでしょう。
「全国同時放映」これが「キスマイ「じゃないほう」なんていないキスマイ」の今後の飛躍する為の足掛かりとなるのではないでしょか。
そして「じゃないほう」の「舞祭組」という派生ユニット。こちらは大切に守るべきです。この「舞祭組」があったからこそ今のキスマイが形成されたのですから