フラメンコを辞めたくなる時って?「目標とゴール」を設定、棚卸することの大切さ
先ほどひょんなことから5分ほどで「夜な夜な切っても切ってもカーニャ大会」を年末に開催する、という話がまとまりました。
本当に「やりたいね」「やろうか」「OK!」で即決。
コロナ禍の自粛明けでちょっと疲れが出てきた6月末。毎日が目まぐるしく無機質に過ぎていっている中でいきなり世界が色づいたような気がしました
目標とゴールが定まれば人間はすごいパワーを発揮し始めます
【目標とゴールを設定する大切さ】について書いてみたいです。
フラメンコの学習に終わりはない
10回生まれ変わってもゴールにたどり着かない世界
フラメンコというのは他国の文化である上に歴史的にも複雑に絡み合っていて、本気で研究しだすと一生かかってもゴールなどにたどり着かない。
多分10回生まれ変わっても理解するなんて不可能。
でも、だからこそ惹かれる。
しかし、あまりに難しいので時として「・・・なんでこんなことやっているのだろう」という気持ちになる事も。
「長期計画」と「短期計画」を立てる
「長期計画」と「短期計画」を同時に作りそれに沿って日々修正を加えながら最終的に「設定したゴール」に近づけ、出来ればその数値を超える。
仕事で毎年末&毎月末必ずチームで数値的な棚卸をしていました。
この考えをフラメンコにも適用することによって、果てしないフラメンコ道を挫折せず精進することが出来ます。
フラメンコを辞めたくなる時って、どんな時?
「理想」と「現実」のギャップ
フラメンコを始めて最初は「難しい」ことすらわからずただ楽しく毎回レッスンを受けて満足していました。
それが少し理解出来てきた2・3年目というのが「理想」と「現実」のギャップに気づき「辞めたくなる時期」に突入します。
「理想の姿」というのが長期計画のゴールに当たりますね。人それぞれですがきっと「現実」とは程多い距離がある事でしょう
この時に「短期計画」が立てられていると、そのチェック項目を1づつ攻略出来てまるでゲームのように前進していくことが出来ます。
ハッキリ言ってある程度までは「努力」と「時間」でカバーできるのです。その先は「才能」が頭角を現してきますので今回は横に置いておいて。
「短期計画」は小さな目標を具体的に沢山設定する
「短期計画」は具体的に細かく設定したほうが、達成数も多くなり自信にもつながります。
- 「サリーダで歩く姿」
- 「意識しなくてもお腹が入っている」
- 「つま先の向き」
- 「頸」
- 「タコンの音が綺麗に鳴る」
- 「肩が下がる」
- 「マノ(手首)が綺麗に回る」
- 「アクセントに気づく」
- 「音が音楽のように聞こえる」
- 「ジャマーダの気迫」
- 「一度ライブでお披露目した後、リンピアールを重ね昇華させる」
書き出すと100や200でてきます。普段何気ない時に書き出しておいて、追加していきます。
そして定期的に棚卸をしてみると、必ず以前より出来るようになったことが増えていて、前進している事に気づけます。
「将来ああなりたい」という姿があまりに遠く、絶望的な気持ちで辞めたくなっていても、この「短期計画チェック表」があるおかげで気持ちの切り替えが出来ます。
フラメンコを辞めたくなる時って?「目標とゴール」を設定、棚卸することの大切さ まとめ
どんな人でも必ず訪れる2・3年目の壁。
この壁を乗り越えるためにも「短期計画」を出来るだけ細かくたてて、進捗チェックしていってください。必ず、以前の自分より「理想の姿」に近づいている事に気づきます。自分が思っているより多く出来ることが増えているはずです
「理想」と違う方向に進んでいたとしてもすぐに修正も効きます
「長期計画」と「短期計画」を立て「短期計画のゴール」を沢山増やして設定しておくことによって、成功体験を沢山つむことが出来自信が付きます。
上達すればまた新たな「挫折感ポイント」も出現しますが、その時はすでにフラメンコ的マゾになって辞めることが出来なくなっっているのでしっかり苦しんでください( ´艸`)
ポイントは2・3年目に来る「フラメンコを辞めたくなるポイント」をいかにうまく乗り越えられるか、です。