フラメンコとダイエット スクワット編
人間がゆっくり歩くときに足首にかかる負担は体重の1.2キロ。体重が60キロの人の場合1歩で72キロもの負担がかかります。フラメンコでは勢いをつけて床を足で踏み鳴らします。なので衝撃があり負担はこの倍ぐらいになります。よくよく考えると怖いことです。少しでも負担を減らす為に不必要な体重は減らしておきたいものです。
しかし!!フラメンコを始めてなぜか太ってしまった、という人が多いのです!!なぜならレッスンの後でランチやお酒を飲みに行くことが他のジャンルのダンスより多いからです。フラメンコをしている人はスペインやヨーロッパに興味がある方が多く、各国の美味しい料理のお店でレッスンの振り返りやフラメンコについて語りあったりなんてすることが多いのです。
これでは折角レッスンでカロリーを消費したのにプラスになってしまいます。なのでこれからも楽しくランチなどを続けるためにも、採ってしまったカロリーを手っ取り早く消費できる、私が今まで実践したダイエットの中で1番効果のあったものをご紹介したいと思います。
フラメンコ的 スクワット ダイエット!!!
スクワットしよう!!!
ズバリ、今まで実践したダイエットの中で一番効果があり、しかもスッキリした外見も手に入ったのはスクワットでした。その時にしていたスクワットの方法です。
- 肩幅に脚を開いて立つ
- 膝の方向とつま先の方向を同じにする
- 腰に手を当て膝の位置はそのままお尻は斜め下におろすイメージで
- 胸は開く
- 体幹を固定する(お腹に力を入れる)
- 膝が前に出ないように注意しながら5秒かけてゆっくり息を吐きながら腰を下ろす(膝が痛くならない程度・無理をしないでください)
- 5秒かけてゆっくり息を吸いながら腰を上げる
- まずは3回
この通りやると初めてなら3回でもとてもしんどいと思います。もし3回簡単に出来てしまうようならやり方を間違えています。チェックしてください。
スクワット さらに効果を上げたいなら
スペイン王立バレエ団御用達スクワット方法
肩幅に開いた足をつま先立ちにしてください。そのまま上記の動きをします。負荷が増えて効果が倍増します。
実はこの方法はクラスコエスパニョールの先生が教えてくださいました。私のクラシコエスパニョールの師匠は日本人ながらスペイン王立バレエ団に所属していました。スペイン王立バレエ団の方々はこの方法で負荷を掛けながらスクワットをして、美しい筋肉美を作っているのです。
もっともっと身体を絞って美しくなりたい!!
回数を増やします。シンプルですが結果は絶大です。回数が増えて負担が増えるとフォームが崩れてきますので、横から見てお尻が突き出てきていないか、などこまめにチェックしながら続けてください。ゆっくりじっくりどこに効いているのか意識しながら続けます。
しっかりやると10回で限界が来ます。それ以上無理をして続けることは膝に負担を掛けますのでやめましょう。
息を吐き切る
大きく吸い込み、細く長く吐き切る
スクワットをする時は、息を吐き切ることを意識しましょう。吐き切るときに腹筋を使います。そこに適度な負担をかけてあげると腰を痛めることなく腹筋運動と同じ効果を期待できます。
実は私、筋トレの講師をしていました
実は私、筋トレの講師をしていました。その時に体中の筋肉とスポーツ解剖学を勉強しました。その時に脚の筋肉の大切さをいやというほど目の当たりにしました。
脚の筋肉は人間の体の中でも大きな筋肉でこれを適切に動かせばいらない脂肪を燃焼するだけでなく、将来寝たっきりのリスクからも回避できる可能性が高まります。
フラメンコとダイエット スクワット編 まとめ
手っ取り早く確実に筋肉もつけながらダイエットをしたいならスクワットが最適です。正しいやり方で習慣化して下さい。
フラメンコをする為の減量としてだけでなく、80歳90歳になったときに自分の足で歩ける身体を得るための投資にもなります。
なので1日3~10回の丁寧なスクワットを習慣づけていただければ、と思います。