フラメンコ　レッスンのＴＴＰ（Ｔ徹底Ｔ的にＰパクる）成果を短期間に出す方法

成果を短期間に出す方法として今やビジネス用語としても使われているＴＴＰ。我を捨て徹底的にパクる。という方法。

私も仕事の研修で習い使っているのですが、３年ほど前に「これをフラメンコのレッスンで使ったらどうだろう」とふと思い試行錯誤しながらレッスンを受けてみました。

2年たち明らかに以前より上達速度が速くなったと感じるのでこっそりご紹介しようと思います。どんくさい私でも結果が出ているので使わない手はないです・・・が、本当は教えたくない方法でもあります。

フラメンコ　レッスンでのＴＴＰ

フラメンコを始めて10年ほどの間、私は「フラメンコは個性を活かせる」という言葉を間違えて認識していました。

「フラメンコにおける個性」とは基礎があった上でのにじみ出る人格や人柄、の事なのに基礎がないまま自分の癖を個性と勘違いしていました。

このままではずっと頭打ちだ、と感じレッスンの受け方を変えました。基礎テクニカレッスン以外の振付レッスンで実行していたことをご紹介しますね。

基礎テクニカレッスンでは先生が言われることを徹底的に実行しました。ＴＴＰ！！

私の通っている教室はどの先生もレッスン中、１２０％の力で指導してくださいます。

その熱に押されて振付レッスン中、自分もがむしゃらにレッスンしていたのですが、ふと気づきました。動くことに必死になりすぎて、肝心の先生を見ていないという事に。

自分の誤ったポテンシャル（潜在性）の中で必死にもがいていただけだと気づいたので、これを一度全部空にしてその空っぽの中に先生をそっくり入れてしまうイメージでまるでストーカーのように先生を観察し始めました。

これはレッスン中1人しかできないんですが・・・・

かなり癖の強かった私は、まず自分の癖を直すために先生の真後ろに立ち位置を取り、ピッタリ重なるように踊りました。人の骨格や筋肉はみな違いますので意識しなければ知らず知らずに身体が楽なほうに動きます。

それを一度全部先生と同じ方向に動かすために意識しました。ＴＴＫ？徹底的に重なる。

たまに先生が気を付けって鏡に映るようにズレてくれるんですが。ちうの！！！わざと徹底的に鏡に自分が映らないように動いているのです( ´艸｀)

こうして自分の癖を徹底的に矯正していきました。

上記の事をレッスン中徹底して繰り返して2年ほどで手ごたえを感じたのですが、私はフラメンコ的に徹底してどんくさいほうで、普通の人なら1年ぐらいで成果を感じると思います。

私はリズム音痴の上、不器用ですので大抵の練習生の人が簡単に出来ることに3倍以上の動力が必要になります。普通の練習生さんが普通に出来ることが出来なかったので大抵の方の初歩的なわからないところが手に取るように分かります。

技術的なことは各先生に聞いていただくのが一番わかりやすいと思いますが、まずは

まずは以上の事を徹底して行ってください。

その後まっさらになったしっかりした地盤の上に自分のフラメンコを建てていくことにより魅力ある個性が発揮されるようになります。