キスマイ 紅白リハ後のリモート取材記者から分かりやすいと称賛の声が
「誰のコメントだかすぐにわかる」「聞き取りやすいので助かる」と称賛の声が上がっているKis-My-Ft2(通称キスマイ)の紅白歌合戦リハーサル後のリモート囲み取材。
このスキルは今まで彼らが試行錯誤して積み上げてきたトークスキルが実を結んだ結果です。今回は彼らがどのようなスキルを積んできたかご紹介します。
キスマイの聞き取りやすい取材トークは積み上げた試行錯誤の結果
紅白リモート囲み取材記者の声
2020年12月30日歌合戦のリハーサルが行われ、終了後順次囲み取材が行われました。通常は実際に記者が出演者を囲み取材をするのですが、2020年は新型コロナ第3波の襲来もあり各新聞社が1名づつ別室でのリモート取材となりました。
日ごろアイドルを専門的に取材をしている記者ではないので画面を通すと顔と名前が瞬時に一致しない、という事態が発生したようです。
取材は順番に行われ、後半名乗ったのちトークするよう通知がありましたが前半は通知がなく現場はかなり混乱したようです。
その中で前半に出場するキスマイメンバーが全員、促されたわけでもないの個人名を名乗ったのちトークを始めるという、記者にはとてもありがたい気遣いを見せ称賛の声が上がりました。
キスマイの視聴者に向けた試行錯誤
このスキルはたまにラジオなどでも話されているのですが「自分たちを知らない人がラジオやテレビでキスマイを見た時に、いま誰がしゃべっているのか、そして誰のことを話題にしているのかすぐに理解出来るように出来るだけ名字を出して話すようにしている」という事です。
彼らはトップアイドルですが井の中の蛙とならない感覚を持ち合わせています。
- 自分たちを知らない人が大勢いる。そんな人にもわかりやすく伝わるようにするにはどうしたらいいか
- 出来るだけ固有名詞を出す
- 普段呼び合っている呼び名ではわかりづらい。
- まずは名字を呼び合う事で名前を覚えてもらう
ラジオやテレビ出演の際にしっかりと振り返りをして、今後さらに寄り良くするにはどうしたらいいのか話し合いを繰り返した結果の今の形で、毎週のレギュラーラジオやテレビ出演で習慣化されたものが緊張する紅白リハリモート取材でも自然に発揮されたのです。良い習慣というのは狙わなくてもよい結果を生むという、教訓的逸話となりました。
キスマイが積んだスキルと他者の立場に立って考えられる思考
キスマイはジャニーズの中でも上位に入るレギュラーラジオ数・レギュラーテレビコメンテーター・冠番組を持つグループです。
これだけの数の番組を任されている理由の一つに「視聴者にわかりやすい」があります。視聴者にわかりやすい工夫に上記のしゃべる前に名前をシッカリ名乗る以外に、不必要な被せはしない、というのがあります。
今回の紅白リモート取材の記者のなかでも「キスマイは被せをしてこないので、その時に誰が何をしゃべっているのか確認が楽で、数多く取材をしないといけなのでとても助かった」という声が多くかかっていいます。
これはラジオの時にどんなに盛り上がってもしっかりとアイコンタクトを使いトークを回していくことで視聴者が聞き取りやすくしているという収録スキルが発揮された結果です。
ラジオのゲスト共演者やスタッフも度々このキスマイスキルについて「驚いた」とコメントを出しています。
▼▼▼ボス恋主題歌▼▼▼
キスマイ 紅白リハ後のリモート取材記者から分かりやすいとの称賛の声が まとめ
スタッフの方々のキスマイ評価に「とことん台本を読み込んだ上で、自然にライブ感覚で回している」というものがあります。
ラジオやテレビ作家の方が作った台本をまずはしっかり読み込み独自のメモを書き込んで(メイキング動画などでたまにその様子が映り込んでいる)、自分たちが長期で築き上げた関係性を乗せてリアル感覚で回していくスキル。これは一朝一夕で出来るものではないです。
長年試行錯誤して積み上げてきたスキルがとても緊張する「紅白歌合戦の囲み取材」という伝統ある場で高評価を得るという結果を生みました。
2020年はこうした「キスマイが長年積み上げてきたものが結果として世間に見える形で現れた」瞬間を何度も目の当たりにしてきました。2021年はどんな実りを見ることが出来るのかとても楽しみです