特番“秋夜（しゅうや）のキスマイ”『ペン止めて FMさがみ 聴く秋夜』 北山宏光(Kis-My-Ft2)
一つの俳句から急遽3日間連続特番が組まれるというとても珍しい現象が起きました。
- FMさがみ （８３９）
- 9/28〜9/30（3夜連続）
- 夜7〜8時
- hot music selection“秋夜のキスマイ”
スマホではFMプラプラという無料アプリで聴けます
追記・2021年9月30日
プレパド俳句・秋のタイトル戦【金秋戦】にて特待生3級である北山さんがタイトル王者に！おめでとうございます
2020年9月24日放送 プレバト!! プレバト vs 東大王！秋の他流試合SP
巧みな東大王チームの俳句にプライドで応戦
人気番組プレバトの秋の特番3時間スペシャルにてプレバト!!が誇る名人・特待生とTBS系列で放送中のクイズ番組「東大王!」で活躍する東大生との6対6の俳句対決が行われました。
プレバトチームリーダー梅沢富美男さんの作戦により対決順序が決められ発表されて行きます。プレバトチーム内では下位のキスマイ北山くん。
チームリーダの梅沢永世名人の作戦では5番目に自分を持ってくることで確実に勝利を手にし、北山くんに負担を掛けない、という作戦に出たのですが・・・・
序盤から東大王の巧みな俳句になんとかプレバトチームがプライドでメンツを保っているという状態に・・・
第５試合 まさかの・・・
事実上の大将戦となった第5試合
まさかの梅沢富美男永世名人の敗北で、なんと勝敗が北山光宏特待生の肩にのしかかるという非常事態に・・・
因みに、敗れた梅沢永世名人の俳句、凄くわかりやすくて私は大好きです。
| 第1試合 ○9-10● |
1 | 立川志らく | 龍淵に潜む我を消す消しゴム | りゅうふちにひそむわれをけすけしごむ | |
| 2 | 🌈 | 岡本沙紀(【東大王】) | シャー芯をストンと補充秋高し | しゃーしんをすとんとほじゅうあきたかし | |
| 第2試合 ○10-8● |
3 | 🌈 | 横尾渉(Kis-My-Ft2) | (前書き：2020年)体温だけ記す九月の予定帳 | (まえがき：2020ねん)たいおんだけしるすくがつのよていちょう |
| 4 | 林輝幸(【東大王】) | 銀杏散る屑物の山ボールペン | いちょうちるくずもののやまぼーるぺん | ||
| 第3試合 ○8-10● |
5 | 千原ジュニア | 試し書きに密と書かれし秋の色 | ためしがきにみつとかかれしあきのいろ | |
| 6 | 🌈 | 鶴崎修功(【東大王】) | 休暇果つノートに新規性ひとつ | きゅうかはつのーとにしんきせいひとつ | |
| 第4試合 ○10-8● |
7 | 🌈 | 藤本敏史(FUJIWARA) | 秋雲に名をつけ窓に貼る付箋 | あきぐもになをつけまどにはるふせん |
| 8 | 砂川信哉(【東大王】) | 終日の数式擦る秋の風 | ひすがらのすうしきかするあきのかぜ | ||
| 第5試合 ○9-10● |
9 | 梅沢富美男 | 暮れてゆく秋の飴色セロテープ | くれてゆくあきのあめいろせろてーぷ | |
| 10 | 🌈 | 鈴木光(【東大王】) | 封筒の刃痕やボンの月の暈 | ふうとうのはあとやぼんのつきのかさ | |
| 第6試合 | 11 | 北山宏光(Kis-My-Ft2) | |||
| 12 | 紀野紗良(【東大王】) |
『ペン止めて FMさがみ 聴く秋夜』北山宏光
| 第6試合 ○10-8● |
11 | 🌈 | 北山宏光(Kis-My-Ft2) | ペン止めてFMさがみ聴く秋夜 | ぺんとめてえふえむさがみきくあきよる |
| 12 | 紀野紗良(【東大王】) | 秋の灯や復習う化学の語呂合わせ | あきのひやさらうかがくのごろあわせ |
『ペン止めて FMさがみ 聴く秋夜』北山宏光
北山宏光 談
・文房具を題材にした時、学生時代のテスト勉強を思い出した。実際に地元で流れていたラジオが「FMさがみ」。勉強したくないという想いが「ペン止めて」。ラジオは本来「聴く」ものだが、あえて自発的に「聴く」を入れて勉強したくないという意志を入れたかった。
解説を求められた同キスマイメンバーで上位名人である横尾渉さん
横尾：分かってんだったら「聴く」じゃなくて別の言葉を使ってた方が良かったんじゃないかな。「FMさがみ」で「聴く」は分かるんで、強調しなくても良かったのでは。「ペン止めて」で注目はいってますから。
夏井先生の講評の要約
さり気ないが確かな句。手元の映像から始まる。勉強か手紙、仕事など人物や場面がいくつか考えられる。何より「FMさがみ」という具体的な地名まで持ってきたのは非常に効果的。地域も分かり、深夜に勉強しながら聴いているのかと思った。問題の「聴く」。当然他の情報で分かるため、書かなくても良いと考えるのが一つの定石。（なので横尾名人の解説は正しい）「聴く」は捨て石のような働きを持って、季語「秋夜」に導いていく効果がある。「あきのよる」ではなく、「しゅうや」の響きも美しい。
勝利を勝ち取る北山宏光
ポイント プレバト ○５６–５４● 東大王！チームで
プレバト！！チームの勝利
キスマイファンなら知っているのですが北山宏光という人はとても可愛らしい姿とは裏腹に、キスマイの柱としてゆるぎない信頼感を実力をもって得ている努力家であり、その努力に運も味方するという凄い実力の持ち主なのです。
このプレバト対決も、その力を存分に発揮してくれました。
人の気持ちに寄り添う俳句を詠むキスマイ 横尾渉 北山宏光
第２試合で勝利したキスマイの名人横尾渉さんと、特待生北山光宏さんの俳句には共通点があります。
・どの人の心にも寄り添う俳句
だという点です。
上記、北山くんの俳句は学生時代誰もが経験したことのあるものですし、現在学生のファンなら「ああ・・・あの北山さんも同じように思いながら勉強していたのか。だったら自分もがんばろう」と勉強するモチベーションにつながります。
因みに北山くんの学生時代の成績は「オール５」という素晴らしい物でした。
「憧れの人と同じ」というのは何よりのご褒美ですよね。
『(前書き：2020年)体温だけ 記す九月の 予定帳』 横尾渉(Kis-My-Ft2)
・去年なら海に行こう、旅行しようとしたが、今年は無理だった。僕たちは体温を測るが、それをスケジュール帳に書くという年になったよという。今年ならでは。
ファンにいつも寄り添うキスマイというアイドルグループ
横尾名人・北山特待生・そして千賀名人の詠む俳句がいつも人の心に寄り添う作風なのは当サイトでも何度か取り上げてきたキスマイの軌跡によるものだと思います。
グループメンバーとファンが結成からなかなかデビューが出来なかったという不遇の時代も寄り添って支えあって、デビュー後は誰一人かけることなく10年目を迎えたジャニーズグループであり、何かにつけメンバーからはファンに寄り添う言葉が発せられ、コロナ禍の中も知恵を絞ってファンを護ってくれました。
コロナ自粛で自宅お掃除デートに誘うリモート彼氏 藤ヶ谷太輔（キスマイ）
このような心を持つグループのメンバーだからこそ、人に寄り添う俳句が読めるのではないでしょうか。
特番“秋夜のキスマイ”『ペン止めて FMさがみ 聴く秋夜』北山宏光 まとめ
プレバト特番オンエアの翌日、FMさがみの公式ツイッターさんがこのようなツイートをされていました。
さらに翌日、なんと3日間にわたる特番を組んでくださったことをご報告くださいました
- FMさがみ （８３９）
- 9/28〜9/30（3夜連続）
- 夜7〜8時
- hot music selection“秋夜（しゅうや）のキスマイ”
・・・・すいません、なぜか私の頭の中を【シュウマイ】ラジオという、罰当たりな言葉がぐるぐるしております( ´艸｀)
キスマイのメンバーは個人仕事の際、必ず【グループに還元したい】と話します。ストレートにグループに還元された例となりますね。
そんなグループだからこそ今後も応援したい、と思えるのです。
