フラメンコとピラティス zen place pilates(ゼンプレイスピラティス)体験してきました
力強くしなやかなフラメンコを踊る上で必要になってくるのが身体の深層部にある筋肉「インナーマッスル」。このインナーマッスルを効果的に鍛えるために必要なのが正しい骨格。ピラティスはこの「骨格」を整え「インナーマッスル」を効果的に鍛える効果があるとされています。
そんな「ピラティス」を元筋トレ講師で現フラメンコ アフィシオナードのたこが体験してきました。普段は撮影出来ないピラティスのスタジオ内部を特別に許可をいただき撮影させていただきました。普段見られないピラティスのスタジオ内部です。ご紹介します。
ピラティスとヨガの違い
たこは以前も書いたようにフラメンコの為に教室横にあるホットヨガ教室に通っています。ヨガに通うようになって身体がしなやかに動くようになり表現力が増した、とほめていただけます。
ピラティスは以前から興味があったもののヨガとの違いを知らず体験も行ったことがありませんでした。でも、ず~~~~~っと気になっていたのですが、今回機会をいただけ体験することが出来ました。ではズバリ2つの違いから発表します。
ヨガとは
「ヨガ」とは「つながり」を意味するサンスクリット語です。心と体、魂が繋がっている状態のことを表します。この状態を作るための手立ての1つとして、肉体の特に筋肉を整えることを目的に行われます。
ピラティスとは
1920年代にドイツ人従軍看護師ジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティス氏が開発したエクササイズ。ピラティスさんは「コントロロジー」と名付けていたが(そりゃそうだ、自分で自分の名前をエクササイズに付けるなんてどんなけ自分が好きやねん、って言われちゃう( ´艸`))、日本では一般的に氏の名前ピラティスと呼ばれています。
このピラティスさん、喘息とくる病(背筋が曲がる病気)に苦しんでいました。そこで研究を重ね自らの肉体を健康体へ変えることに成功したのです。しかもかなり「強靭に」改造出来ました。先生がピラティスさんのお写真を見せてくださいました。
ですのでこの「ピラティス」は呼吸との脊柱 (背骨) の一つ一つや骨盤を非常に大切にします。骨格の上に筋肉が乗りますので、身体の根本にアプローチするエクササイズと言えます。
・姿勢改善
・腰痛改善
・インナーマッスル強化
・メンタルを強化したい
という方にお勧めです
ピラティスとヨガの呼吸の違い
ヨガの呼吸
腹式呼吸です。精神を安定させる働きがあるといわれています
ピラティスの呼吸
胸式呼吸です。肋骨を拡げて息を吸い、吐きながら胸を縮めます。お腹を膨らませないように意識します。交感神経が働き関節や筋肉が動きやすくなると言われ脳やインナーマッスルまで覚醒させる働きがあります。
本日体験でお世話になったのは zen place pilates(ゼンプレイスピラティス)心斎橋スタジオさん
zen place pilates(ゼンプレイスピラティス)総合HP
全国に約60以上のスタジオをもつzen place pilates(ゼンプレイスピラティス)さん。
なんとすべてのスタジオにピラティスマシンが設置されています。ピラティススタジオは大小さまざまなものがありますが、一つのグループで全店にマシンがあるのはすごいことです。
zen place pilates(ゼンプレイスピラティス)心斎橋スタジオさん
本日お世話になったzen place pilates(ゼンプレイスピラティス)心斎橋スタジオさんのサイト。
夜景が綺麗なので思わずマシンと一緒に撮りました
きれいで清潔な更衣室・シャワー室も併設されています
骸骨さんがお出迎え。骸骨さんとパレハ(ペア)でフラメンコを踊ってみた。
本日たこを担当してくださったyumiko先生
在籍インストラクター200人以上おられ世界中の流派のピラティスが学べます
そしてこのzen place pilates所属のインストラクターは資格コース修了後も、海外講師を招いてのワークショップによるスキルアップや自己練習・自己学習を要求されており、常にスキルアップに努めておられるスペシャリストです。
なぜそんなことが出来るかというと、所属されているインストラクターさん、全員が正社員という心身ともに安定した立場なので、安心して練習に打ち込むことが出来るのですよね。今の日本で本当にすごい事です。
そしてそういうインストラクターさんのもとだからこそ、安心してピラティスをすることが出来ます。
ピラティス zen place pilatesで初体験!!
最初に成り立ちを教えていただきました
さっそくピラティスを体験します。初めてですのでyumiko先生は上記のようなピラティス メソッド成立の経緯などから丁寧に説明してくださいました。フラメンコも同じなのですが成り立ちや歴史を知っているのと知らないのとでは、最終的な結果が変わってきます。
ピラティス氏の経歴やメソッドの成り立ちを知ることでレッスンを受けている間、常に呼吸と背骨、骨盤へ意識が向いていました。
マットの上に立ってみよう
さっそくはじめましょう。ピラティスのマットはいつもヨガで使っているマットよりも厚みがありました。ヨガマットよりもピラティスマットの方が厚みがある理由はマットの上を転がったり、横向きになるなど動きの多いエクササイズが多い為です。背骨などの骨が床に当たる動きが多いのでケガ防止の為に厚みのあるマットを使用します。
立ち方は床につく部分の足裏3点に均等に体重を乗せます。これはヨガやフラメンコも同じですね。
しかし、肝心の骨格が正常な位置にない場合ふらついてしまう事も。上手く立てなくても均等を意識して立つことが大切です
今日の体験ピラティス エクササイズのプログラム zen place pilates
今日はボールを使ってのピラティス メニュー
なぜボールを使うの?
このボール何故使うのかyumiko先生が教えてくださいました。
- ボールを使う事で身体が安定する
- 身体にボールが当たっている事でそこに意識が向く。
- 膝や背が必要以上に開かなくするため
など。
先生の言葉をよく聞いて
このボールを使って60分、足上げや腹筋、ねじりなどのエクササイズをゆっくり、みっちり行いました。ふと気づくと呼吸が吸うのと吐くのが反対になっているんですよ。でもこのメソッドは呼吸がとても大切なので、先生が「吸って」「吐いて」と言ってくださる合図を聞き逃さないようにして正しい方法で行いましょう。
「正しい手段」が「正しい結果」を生むのはフラメンコで確認済み。
このようなエクササイズは気を抜くと自己流になってしまいがちです。しかし、初心者が自己流に行えば良い結果が出ないどころか身体を痛めてしまう原因となってしまいます。はじめは必ず先生の指導の元、正しい方法でピラティスを行うようにしてください。
常に背骨と骨盤を意識する
腹筋のようなピラティス エクササイズがありますが、必ず背骨1個1個を意識して動かしていきます。ここでフラメンカたこの耳に、どこからともなくテクニカの時にフラメンコの師匠さまに言われた「背骨は一個一個動かす!!」という言葉が幻聴で聞こえてきました。おお?フラメンコと一緒じゃない。
この動きをマスターすれば、お師匠のようなフラメンコを踊れるようになるかも??おおお?ちょっと、凄くない?おおおお!!!
ピラティスの基本姿勢の骨盤の位置、あれが無意識に出来るようになれば股関節がよく動くようになって、フラメンコの安定した重みとかも出しやすくなるんじゃない?おおおおおおお!!!!
初心者用の体験レッスンだけでこれだけのフラメンコとの共通点があるのだから、この先もっと上のレベルに進んだらどれだけフラメンコに役立つメソッドが出てくるのだろう。わくわくです。
フラメンコとピラティスzen place pilates(ゼンプレイスピラティス)(取材協力Thanks)体験してきました。 まとめ
今回体験するまではヨガとピラティスの違いが分かっていなかったのですが、骨格にアプローチするピラティスは身体づくりをするうえで一番最初に行うべきエクササイズだと感じました。
家づくりでも「基礎」がしっかりしていなければ、どんなに「装飾」を乗せても崩壊してしまいます。
人間の「基礎」にあたる部分は「骨格」ですのでこの部分をピラティスで整え強化することが「健康」そして「パフォーマンス向上」のには必要不可欠なのではないでしょうか?
また、私のように「ヨガとピラティスの違いが分からない」という方は、一度ご自身の身体で体験してみると全く違う事に気づきます。体験して確かめた上でぜひご自分の身体に聞いてみて下さい。
今、骨格や筋肉にゆがみやねじれはないか?それらを整える必要があるか?と。そして今後このまま見て見ぬふりをして歪みが大きくなればどんな将来が待っているのか?今、身体のメンテナンスをしておけば10年後20年後30年後、どのような未来が開けているのか。楽しみですね♪
今日、取材に協力してくださったのは全国に約60以上のスタジオを持つ
zen place pilates(ゼンプレイスピラティス)
の、夜景の美しい
zen place pilates(ゼンプレイスピラティス)心斎橋スタジオさんでした
ありがとうございました。
下記のリンクから体験の申し込みをすることが出来ます。自分の将来を決めるのは自分次第。
筋トレの講師をしていた私、たこ。筋力が衰えて寝たっきりになってしまったかたを多く見てきました。今後20年、30年先、元気に一人で歩き続けることが出来るか、車いすに乗って外出する時も人に頼むのが気を引けて頼めず、家にこもりっきりになってしまうかは今、にかかっています。